みんなで大勝利!

さてさてお馴染みの「エクステック 7つの習慣シリーズ」でございます。
第4の習慣は「Win-Winを考える」こと。私たちは売買や雇用をするにあたって契約を結んでいます。その契約関係はお互いにとって対等でメリットのあるものにする必要があります。
まずは過去シリーズからご覧ください♪

そもそもWin-Winとはどんな状態なのかを説明しますと。
人生を競争の場ではなく協力の場と捉え、あらゆる人間関係において必ずお互いが得する結果を見つけようとすることです。Win-Winの状態を実現させるには、第1~第3までの私的成功の習慣を実践する中で培った人格、積み上げてきた信頼があった上で、お互いが期待していることをハッキリさせて共有しあうことです。そこには相手の期待を思いやる心と、相手を信じて自分の本心を伝える勇気が必要です。

私たちの関係性は6つに分類して表すことができます。

  1. Win-Win:私とあなたのどちらも勝つ
  2. Win-Lose:私が勝ってあなたが負ける
  3. Lose-Win:私が負けてあなたが勝つ
  4. Lose-Lose:私とあなたのどちらも負ける
  5. Win:誰のことも考えず私だけが勝つ
  6. Win-Win or No Deal:私とあなたのどちらも勝つか、妥協せず取引しないことに合意する

誰かが損をするような関係性にするくらいなら、「何の契約も交わさない」という選択肢を取ることがよいでしょう。例えば、相手への思いやりがなければ自分だけが得をする結果になり、自分が要求を我慢して築く関係も長い目で見るとよろしくありません。私たちが共通例として捉えやすいのは家庭内でしょうか。ある夫婦の休日を想像してみましょう。

「あなた!休日だからって寝てばかりで家事も子どもの世話も全部私がやっているじゃない!」
「オレは仕事で疲れてるんだよ……休ませてくれたっていいじゃないか。その内やるよ」
「私だって休みたい!共働きで手取りも変わらない。その内って言ってまた何もしないんでしょ?」
「だってママが先にやってくれてるんだもん……」
「あなたがやらなければならない期限を守らないから仕方なくやっているだけよ」
「そんなにカッカしないでよ。今度どこか連れていってやるから」
「そんなんじゃ釣り合わない!今、あなたに行動を見直してほしいといっているのだけど?」
「うるさいなぁ。やりたい人がやってるんだからいいでしょ?」
「やりたいわけじゃない!もういい。あなたのお世話なんてうんざり!離婚よ!!」
「えぇっ……!冗談だろ?!」

上記の会話のふたりは、Win-Winの関係ができていたでしょうか?一方だけが頼ってばかりで、一方に不満が溜まっていないでしょうか?お互いが自立した関係で協調して過ごしていれば、このような会話には至らなかったかもしれませんね。
これは雇用契約や、売買などの取引であっても共通する出来事なのです。

Win-Winの関係を積み上げていくということは、1:1だけではなく周囲の社会にも影響していきます。企業同士であれば経済の発展へとつながりますし、よい雇用関係にある人がいて会社と社会が動きます。会社と良好な関係を結んでいる社員はストレスを溜めずに家族や仲間と接することができて、接する人々は朗らかな気持ちで人間関係を続けていきやすくなります。
先ほどの夫婦も、ケンカもなく夫婦が仲睦まじくなると、子どもが不安を感じることなく伸びやかに成長することができるのではないでしょうか。

いかがでしょう。公的成功へとつながることへのイメージができたでしょうか。
願わくば一個人としても企業人としての両面からみんなで大勝利!!を目指していきたいものですね。

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