単なる井戸端会議 パート36

『マナー講習会』

秋のイメージ

(2010年10月 4日 福嶋 昭)

暑い夏も終わり、いよいよ秋めいてきました。
私の外見からは食欲の秋を連想されるかもしれませんが
私にとっての秋はもの寂しいイメージです。
紅葉の鮮やかさも美しさ以上に寂しさや静けさを感じます。
でも、澄んだ感じで嫌いではありません。

小さな時には周りに自然が多く季節ごとの空気や匂いを
感じていました。大人になってそんな感覚や時間が少なく
なったようです。

先日の夜、神楽坂から靖国神社、武道館、北の丸公園を
歩きました。
雨上がりで空気が澄んでいて紺色の空に雲が映えしっとり
と秋を感じる事ができました。

会社にもそれぞれの色やイメージがあります。
自分達がどういう色なのかどうならないといけないのか。
色々と考え理解し取組んでほしくて東京は7月末、大阪は
9月10、11日に『マナー講習会』を実施しました。

受講頂いたみなさんには理解頂いていると思いますが
『マナー講習会』で本当に学んで頂きたかった事をもう
一度お話ししておきます。

―― 『マナー講習会』

今回、『マナー講習会』の教材としましては代表的な作法
である電話とメールをビジネスベースで理解していただく
内容でした。

受講後は数社様から「何か社内で教育をしましたか?」。
丁寧な気持ちのいい対応ですねとお褒めのお言葉を頂き
ました。

全てのマナーということになりますとメール、電話だけで
なく「挨拶」、「エレベータの乗り方」、「冠婚葬祭」と様々
です。当然一つひとつについて講習会を開くわけにはいき
ません。

私も知らないこと、分らないことが数多くあります。
どうすれば良かったのか、帰ってから本やネットで調べる
ことも少なくありません。

今回のマナー講習会で知ってほしかったことは自分の知ら
ない場面に出会った時も相手の立場で考えれば相手が
何をしてほしいのか、何をしないといけないのかが見えて
くるということです。

たとえ作法として間違っていてもどんな気持ちで何をした
かったのかは相手に伝わります。
相手の立場にたつことが本当のマナーだと思います。

相手の立場にたって考えた言動はマナーだけでなく仕事
や私生活の場でも役立ちます。
会議の場やドキュメント、報告書作成でも相手がどう考え
何を求めているのかを理解すれば今までとは違う対応や
成果が出せます。

『マナー講習会』を主催、受講するにあたって色々な考え
や捉え方はあったと思いますが私が一番理解してほしか
った事は相手の立場で物事を考えた言動を行うという
習慣を付けてほしいという事でした。

あたり前で簡単なことかもしれませんがその一人ひとり
の考えや行動が会社の品格をも作っていきます。
ぜひとも相手の立場で考え行動する事を心掛けてみて
下さい。宜しくお願いします。

話しは変わりますが新たに企画・営業部署に入社して
頂いた方々にも厳しい経済状況の中、営業や社内の
取組みに頑張って頂いております。
大阪・東京間での情報共有や助け合いも素晴しいと思
います。私は毎日それを見て感謝、奮起しています。

もっともっとIT業界の現状や企画・営業としての考え、
取組み、喜怒哀楽を知ってもらうために企画・営業の
人達も来年からエクステックブログに参加してみませ
んか。

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