『ベンチャーエクステック』
(2014年 6月 2日 福嶋 昭)
この時期とは思えない暑い日が続いています。体調管理の方は
大丈夫でしょうか。
私はこの2、3週間・・・。
咳と鼻水がひどく、声はガラガラというよりもカスれてほとんど話し
が出来ない状態でした。人にうつしてはいけないと病院で薬をもら
い人との接触を極力減らすようにしました。よって、この数週間は
迷惑が掛かるのでみたい映画も観に行けませんでした。
滅多に病気をしない分、かかると治るまで本当に時間が掛かります。
この6月からエクステックは18期目に入ります。
これも偏に皆様のご支援・ご協力のお蔭でございます。今後とも
変わらぬ御贔屓のほどお願い申し上げます。
―― 『ベンチャーエクステック』
怖いもの知らずで会社をスタートし、この17年間で沢山の経験と
勉強をさせて頂きました。今までに4回程ピンチがありましたが
何とか切り抜け、その度に会社治療の勉強や免疫を付けてきま
した。
そんな経験しないで済むのなら経験しない方がいいのでしょうが、
多かれ少なかれどこの会社も通る道で、経営者根性と運の見せ
所です。
ひとつ勉強したのは会社がピンチになった時、ここは耐えて会社
の体力を蓄えるという選択は厳しいという事です。ピンチの状態
でじっとしているのは体力を蓄えるどころか、時間の経過と共に
どんどん体力を消耗していきます。気が付けば手が打てなくなり
ます。大変ですがピンチの時は体力を振り絞ってここ一番起爆剤
を撃ち込まないと上には向かないという事です。
また、自分達がピンチでない時も世の中は進化しています。自分
達も進化しないとどんどん取り残されていきます。
「現状維持は衰退」これも17年間で勉強した事です。
年度末の決算書は会社の成績表です。
今まで赤字は意地でも出さないと頑張ってきました。これは次の
人に社長をバトンタッチする時に経営は大変だけど大丈夫だよ
という私なりの証明書を作りたいという思いからです。
でも、確かに赤字は出ていないが毎年利益率1%前後の家計簿
決算書です。健全と言えば健全なのかもしれませんが。
今年度は利益に拘ってみようと思います。利益率1%→10%です。
「いい仕事をすれば利益もついてくる」を「利益を出すためはどう
いう仕事をすればいい」をみんなに考えてもらい動いて頂こうと思
います。
もちろん無謀な事業計画書を作った訳ではなく可能な数字を積み
上げた結果の事業計画書です。
自分達が収益構造を変えることの出来る基盤がそろっているのを
自分達が理解出来ていないのに気付きました。
結果は別として、それを理解しチャレンジしない手はないという事
です。利益率1%→10%→15%→20%→30%
自分達で考え行動する面白さのバロメーターでもあると思います。
ベンチャービジネスは出来ないがエクステックは潰れない、潰さ
ないと頑張ってきました。
その時間と経験が今までとは違うビジネスを創造、展開できる力
が付いて来ていることを自分達が理解し取組むタイミングだと思い
ます。
続きはリーダー会議で!!