写真は高知県のとさでん交通です。先月まで土佐電気鉄道でしたが、高知県交通と事業統合し、とさでん交通となりました。地方都市にある鉄道会社にして、創立は明治36年で、今年でなんと!111年目だそうです。狭い下町通りを、そこのけそこのけと車を押しのけ電車が通る姿を見れるのは、もうここだけの貴重な存在のような気がします。
さて、世間話シリーズの2回目は「タクシー」のお話です。
最近、夜間作業が多く、帰りにタクシーを利用することが多いのですが、タクシーの運転手さんにも、色々な個性のある人が多くて、おもしろいな~と思うことがあります。
以前、東京で、大手町から日本橋に行くのに時間がなかったのでタクシーに乗り込み、運転手さんに「日本橋」と告げると、「ええ~っと、どうやっていきましょうか。」と言われてしまった時にはどうしようかと思いました。なんや、どっと襲う脱力感とでも言うのでしょうか。大阪の人間でも日本橋くらいやったら感覚と根性で行けるわい!。
かと思えば、私の家は大阪の隣の県のマイナーな市に住んでるんですが、仕事帰りに利用するタクシーでは、「○○市の○○まで」と伝えるだけで、「ああ、○○号線の○○の交差点を右に曲がって○○の橋を超えたところやね。」と、即答で道順を応える方が結構います。結構田舎なんですけどね~。さすがプロやわ~!。
あと、大阪だからでしょうか。運転の荒い人が結構いますね。信号の加速、減速で内臓が前後に揺さぶられ、目的地に着いた時には、もう、どっと疲れてしまうことも多いです。深夜の阪神高速とか通ってもらうと、制限速度60kmのところ、オーバー100kmで走行し、道路の継ぎ目とかで車が上下に大きく揺れ、羽をつけたら飛ぶんじゃないか、と思う事さえあります。飛ばないですけど。
普段、無口な私ですが、深夜にタクシーに乗る時は、運転手さんに積極的に話しかけることが多いです。過去に何度かですけど、黙って乗っていると、まっすぐ走れない人、首を定期的に左右に振る人、カクンカクンする人など。絶対寝てたやろ?!。
はたまた、朝4時くらいにタクシーに乗ったときは、こんなに遅くまで働かされてかわいそうに、と同情されたのでしょうか、「遅くまでたいへんですね。」と話しかけていただいたところまでは良かったんですが、「私もこんなに遅くまで働きたくないんだけど、ノルマがあるし、深夜勤務しないとクビになるから、仕方なく勤務してるんですよね~。」と同類項として同情を求められたり。お前と一緒にせんといて!。
大阪府内のタクシーは、ほぼ均一料金なのに、車のグレードがさまざまですね。タクシー専用車から、トヨタのロイヤ■サ■ーンとか、日産のフー■とか。高級車に当たると得した気分です。ここは企業のBlogですので車名は伏せておきますが。。。
タクシー会社によっても、ずいぶんと車の質、ドライバーの質がちがいますね。さく■、■K、■本など、本当の意味でのプロ意識のドライバーが多いです。お客様を快適に目的地に送り届ける気持ちが伝わって、乗っていて気持ちがいいです。ここは企業のBlogですので社名は伏せてます。。。
我々の業界も同じですね。お客様のために客様のビジネスの役に立つシステムを提案し喜んでいただける、プロとして気持ちのいい仕事を心掛けたいと、深夜のタクシーで、流れる街の光を、睡魔と共に眺めながら心に思う今日このごろです。