写真は大阪環状線の103系電車です。車歴は50年近く約半世紀大阪の街を走り続けた車両です。大阪ではこんな古い車両でもまだまだ現役です。大阪環状線の各駅停車の運用だけでなく、快速など優等列車に充当されることもあります。モーター音を大きく響かせ力強く大阪の街を走り抜けます。
現在、私は某メーカーさんにお世話になっていて、職場内で楽しく仕事をさせていただいています。
先日、そのメーカーにいる人たちと仕事について語り合う場面がありました。こういう時に思うのは、さすがに大手メーカーさんの従業員という訳ではないでしょうが、仕事に熱い人が多いな~と思うことが多々あります。
自分の立場や将来、出世レースに勝つためには、どう自分をアピールするか、はたまた「社会」に対する貢献まで。会話に参加していて、自分も若い頃はそんな気持ちがあったな~とか(も・ち・ろ・ん・今もあります。はい。)、自分まで若返ったような、実に爽快な議論となりました。
長年、第三者の目で若い社員さんを見ていると、この人は成長するなとかしないとか、なんとなく見えてくるところがあり、また何かのタイミングで急に成長したりして面白かったりします。面白がって申し訳ありません。
そこで今回は、成長する人はどんな人なのかを、ちょっと考えてみました。そうそう、大前提として、自分のことはどっかに置とかないと話が進まないので置いておきます。はい。
例えば、まったく新しい何かを始めるとします。分からないことだらけで、何をどうしたらいいかさっぱりわからない。で、人は簡単にできることで済まそうと考えてしまう。でも、簡単にできることがあるとすれば、それはもう誰かがやってます。
新しく何かを始めた場合、簡単にできることなんてひとつもないはずです。また、新しく何かを始めると必ず何かが起こるものです。で、それを解決ではなく回避しようと考えてしまう。
壁に当たった時でも少しづつ前に進めるか。問題が起こった時に前向きでいられるかどうか。こういうところで社会人として成長するかどうかの分かれ目になってくるのだと思います。
大事なことは、ここで歩みを止めないこと。一歩一歩前に進もうとすること。
先日の青色LEDのノーベル賞の受賞者も、歩みを止めなかったからこそ、不可能だと言われた技術が可能となったんだと思います。
ケースバイケースではあると思いますが、避けて通らない。安易に簡単にできることを選ばない。自分の範囲外のことはスルーしない。上辺だけの知識で取り繕らわない。自分の仕事として取り組む。こういったことの積み重ねが自身の成長につながります。
エクステックには、いろんな環境、仕事があります。たくさん勉強し、たくさん経験を積み、恐れることなく一歩一歩前進することで、人として、社会人として、技術者として、会社と共にエクステックで成長していきませんか。
最後に、何年か前に東京駅(だったかな?)のホームの某自動車メーカーの広告に書かれていた言葉を思い出したので、紹介したいと思います。
がんばっていれば、いつか報われる。
持ち続ければ、夢はかなう。
そんなのは幻想だ。
たいてい、努力は報われない。
たいてい、正義は勝てやしない。
たいてい、夢はかなわない。
そんなこと、現実の世の中ではよくあることだ。
けれど、それがどうした?
スタートはそこからだ。
技術開発は失敗が99%。
新しいことをやれば、必ずしくじる。
腹が立つ。
だから、寝る時間、食う時間を惜しんで、何度でもやる。
さあ、きのうまでの自分を超えろ。
きのうまでのH○nd○を超えろ。
負けるもんか。