第4話
東京リーダー弐号 I
さて今回のブログですが、
人員補完計画について話し合う予定でしたが、
KさんもNさんもゴールデンウィーク明けで
仕事の話をするのもネー、
と完全にだらけきっています。
やむ終えません。
私のゴールデンウィークの過ごし方について、
お話ししましょう。
・・・。
ずっと雨だったし・・・。
・・・。
通常ですと連休がある場合、登山などで心を癒すのですが、
今年はずっと雨が続きましたので、登山には行けませんでした。そこで、私が登山する場合にどのようなことを心がけているかをお話しします。
出発前には入念な事前準備が必要です。
天候などの現地の情報を調べておくことは
言うまでもありませんが、
調査に際して忘れてはならないことがひとつあります。
その1、インターネットに気をつけろ!
山の情報などをインターネットで検索していると必ず出てくるのが、2チャンネルなどの「怖い」話。
山で経験した恐ろしい体験が沢山掲載されています。
こんなのを読んでしまったら、とても山には行けません。
というか眠れなくなって、次の日寝過ごしてしまいます・・・。
くれぐれも怖い話は読まないように注意が必要です。
当日の朝は早起きをして、朝食を取り、
しっかりお弁当を準備して出発します。
その2、行きの電車に気をつけろ!
目的地は大抵遠隔地にありますから、
必然的にいつもより早起きをしますから、
朝食の時間は早くなります。
そして電車やバスの中の長い道中・・・。
山が近づく頃にはすっかり腹ぺこになっています。
電車も退屈だし・・・。
えーい、お弁当食べちゃえ。
あーおいしい。
腹ごなしも十分に、登山を開始し、お昼が近づきます。
あちらこちらでお弁当を広げ楽しそうにしている人が目につきます。
でも私のリュックのなかは空き箱です。
アメや水を飲み、トボトボ歩き続けるはめになります。
なんとなく惨めになります。
山に着く前にお弁当を食べてしまってはいけません。
腹ごなしをしたら、景色を楽しみながら登山をします。
初級者向けの場所には親子連れも沢山いらっしゃいます。
その3、小学生に気をつけろ!
子供たちはとても元気です。
ワイワイ賑やかにどんどん登っていきます。
登り階段でもかまわず元気です。
負けてなるものか、と対抗し、
大股で勢いよく彼らを抜かして登ります。
5分経った頃には息切れがし、
道端にへたり込むことになります。
その横をさっきと同じ元気さで子供らが登っていきます。
おじさんおにいさんはへばったんじゃないんだよ、
仕事をしてるんだよ、とアピールしながら
顔をしかめて携帯を除く私です。
そしてなんとかツライ登りを終え、
ようやく頂上に到着します。
お、さっきの小学生が登ってくるではないですか。
ふっ、勝ったな。
って、お父さんの背中で眠っている!ずるいぞ!!
頂上を越えると後は帰り道、下り道が続きます。
しかしこの下り道がなかなかキツいものです。
その4、水戸黄門に気をつけろ!
ツライ下り道。時には下の方に見えているのに、
麓は全然近づいてきません。
こんなとき、つらさを凌ぐため、ついつい水戸黄門のテーマ曲を心の中で歌ってしまいます。いや、心の中で歌っていたつもりがいつのまにか歌詞をつぶやいていたのでしょう、
すれ違う人が変な顔をします。
これはかなり恥ずかしいです。
なんとかゴールにたどり着き、帰りの電車に乗ります。
しかし、家に帰り着くまでが遠足です。
山から戻ったらそこは新宿や池袋などの大きな駅。
文明と人ごみにほっとする瞬間です。
その5、大型電気店に気をつけろ!
新宿や池袋には大型電気店が軒を並べています。
大自然とは対象的な佇まいにつられ、
エレベータを登った先には蠱惑的なマッサージチェアが。
ちょっと休んでいこうと座ったら最後です。
迷惑顔の店員さんに起こされることになります。
これはとっても恥ずかしいです。
すっかり眠くなった体を引きずって
なんとか家にたどり着きます。
しかしまだまだ注意は必要です。
その6、お風呂に気をつけろ!
疲れた筋肉はシャワーではなくお風呂で
ほぐしたいものです。
たっぷり湯を張った湯船でボーっとしてると・・・。
思いっきり湯を飲んでむせることになります。
これはとっても危険です。
山に行ってお風呂で溺れたらかなり恥ずかしいです。
たっぷり夕飯を食べ、ぐっすり睡眠を取ったら、
休み明けが近づきます。
その6、ちゃんと会社に行こう!
正直言って、これが一番大変です。