エクステックが育てたいエンジニア パート1

“涙を流せる仕事”を経験したことはありますか?

(2007年9月3日 福嶋 昭)

私たちが手がけている “システム構築” という仕事は、
表面的にはドライな印象を与えてしまうことも少なくありません。
しかし、私の考えは違います。

―― あるお客様のシステム再構築に関わった際の話です。

私はお客様側の立場で、システム全体の取りまとめをしていました。
「やるべきことは全てやり遂げた」っという状態で望んだ本番当日のこと。

ある理由から本番稼動の延期が決定し、
新システムを旧システムに戻すことになったのです。

私はそのとき呆然とした状態でしたが、
お客様サイドの総責任者の方が涙を流しながら、
プロジェクトに関わったメンバーに対し謝罪をされました。

「こんなにがんばってくれたのに…ごめんね。」 と、言葉にならない声でした。

もちろん、責任の一端は私たちにもあり、
その総責任者の一言に、私も涙がこぼれたのを覚えています。

さらに加えて、役員の方が来られ、私にこういったのです。

「ご苦労様。福嶋君の涙は無駄にしないからね。
また明日から一緒にがんばってくれるよね。」

このような言葉をいただけたのは、きっと私たちが
”心のこもった仕事”
をしていたからに違いありません。

今も思い出す度、目が潤みます。

そして、私たちが涙を流したのは、クライアントと受注者という垣根を越えて、
お互いが全力でこの仕事と向き合ったからだと思っています。

私たちが取り組む一つ一つのプロジェクトは
涙を流せる仕事” であり、
これこそが、エクステックがエンジニアに求めてほしい “誇れる仕事” なのです。

血の通い合った “涙の流せる仕事”をする快感をエクステックのみんなを初め、
多くのエンジニアににも是非とも味わってもらいたいと願っています。

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