『エクステックの役員さん』
(2008年 6月30日 福嶋 昭)
前回は『エクステックの社長さん』でお話をさせ
て頂きました。今回はご本人達の了解を得ては
いませんが『エクステックの役員さん』のお話を
させて頂こうと思います。
エクステックの役員さんは、現在二人です。
社内の方はご存知の通り、塚本君と内藤君
です。二人とは知り合ってから二十年のお付き
合いになります。
仕事はもちろんですが仕事を離れてもよく一緒
に遊びに行きました。
スキーや水上スキー、ディンギーヨットと私の
未体験だった遊びも色々と経験をさせてくれ、
二人からは「ふくちゃん」と呼ばれていました。
その「ふくちゃん」の愛称もエクステック設立の
けじめと共に封印しそれ以降二人からは公私
とも「社長」と呼ばれるようになりました。
「ふくちゃん」から「社長」に変わり自分達のけじめ
をつけましたが、「ふくちゃん」、「社長」どちらの
私も二人には感謝してもしきれない沢山のものを
頂いています。
話し始めれば長くて深くて涙でグチョグチョになり
そうなのでほんの少しだけ『エクステックの役員さん』
についてのお話をしたいと思います。
―― 『エクステックの役員さん』
お二人との出会いですが、塚本君と内藤君は同じ
IT企業に勤めており、その二人のいたIT企業と
商社が出資し設立した会社に私が勤めていました。
関連企業ということで同じプロジェクトで二人と仕事
をしたのが最初の出会いです。
塚本君は私より二つ年下で内藤君は三つ下でした。
もちろん、今もですが。
二人ともタイプは違いますが優しく本当に人間味が
あって、今も優秀な後術者であり経営者です。
もともと知り合った時に「貧乏タレ蔵」三人組という
こともあり会社を始めるのは良いが…
さてぇ?準備期間はお金がない!三人の給与が
ない!どうしよう?
私の出した安直な提案が「三ヶ月給与なし、他に
お金も要りようなので30万円持参して下さい。」
でした。
二人とも嫌な顔一つせずに即答で「いいですよ」
でした。
お陰様で一年目から利益を出すことが出来ました。
その程度の事は三人の中では小さな思い出話し
程度にしかすぎず、二人には本当に色々な苦労を
掛けています。いつも会社の為になるならと前向き
な考えで助けてくれます。
社内外問わず私が答えを決めかねている時にも
二人がその事を理解し間に入りお膳立てをして
くれます。
最終的に二人の思いと私の考えが違っていても
社長がそう思うならそちらで行きましょうという
選択をし、一生懸命一緒に動いてくれます。
三人とも『エクステック』が本当に大好きなんだと
思います。自分達が頑張れる限りみんなと一緒に
頑張り続けると思います。
そうして自分達が納得できるところまでの企業に
なり、一緒に頑張っている人達に次のバトンを
渡せた時に
「エクステックを作ってよかったね」と三人で語れ
れば本当に幸せだと想います。
その時に「社長」から「ふくちゃん」に戻ります。
三人ともまだまだ頑張りますが、そんな想いの
こもったエクステックを私達三人以上に好きになり
自分達の会社をみんなで築いていければと想い
ます。