スカウトされる技術者に。

砂丘

微妙なお話しをひとつ。

今回は、非常に微妙な話です。会社のブログでこんな話しをしてもいいものやら、私の立場でこんな話しをしたらまずいんちゃうん、と思われる方もいるかもしれませんね。でも、誤解を恐れず話します。

「スカウトされる技術者になりましょう。」

私も技術者のはしくれです。若かりし頃は人並みに「理想の技術者像」を描いていました。プロジェクトにとって必要不可欠な存在、会社にとっても「こいつに任しておけば安心」と思ってもらえる存在になることが大きな目標でした。

目標を現実の物にする。

みなさんの目標とは何でしょうか。社長になること?。プロジェクトを率いること?。お金持ちになること?。かわいいお嫁さんになること?(<==これはちょっと違うな・・・)。目標を現実のものとすべく、日々がんばっている事と思います。 この業界で働く人たちをたくさん見てきましたが、なんだかんだ言ってもみんな「技術者」なんだな、と思うことがよくあります。仕事に対する不満や愚痴をこぼした所で、じゃ、他の業種で仕事が出来るかといわれれば、自信が無くなってしまう人達がほとんどです。みんな「技術者」である事が好きなんだと思います。 その好きな「技術者」で成功することが、一番の目標なのではないでしょうか。技術者として成功しているかどうかのバロメータが「スカウトされること」かもしれません。 またまた、いつもの余談ですが、「スカウトされる」とは、「これだけお金を積みますので当社へ来ませんか。」とか、「当社には、あなたの力が必要です。来ていただけたらこの肩書きを用意します。」とか言ってもらえることで、「うちに来ない?」とか「今の給料よりか出してあげるよ」というのは、相手の立場が上なのでスカウトと呼べるのかって思いますけど、みなさんはどう思います?。 スカウトされる技術者になるためには、まず「技術者」なんですから、自分の技術を磨くことは改めて言うまでもありません。さらに言うなら「魅力的な技術者」である事が大切です。 技術さえあればなんとかなった時代はとっくに終わっています。人を引っ張り、まとめ上げる力を持った技術者、お客様を説得し、よりよい方向へと導くことの出来る技術者、先に話した、こいつに任しておけば安心と思ってもらえる技術者にならなければなりません。 そんな技術者は、他の会社の人から見れば、本当に魅力的です。そんな、スカウトしたくなる技術者になってください。 そんなこと、大々的に言ったらみんなスカウトされて会社からいなくなってしまうやん!。と思われるでしょうね。その通りだと思います。会社に魅力が無ければみんな去ってしまいます。 みなさんが「魅力的な技術者」になる以上に、会社は社員にとって「魅力的な会社」でなければなりません。社員にとって魅力的な会社でなければ、そこで働く意味がありませんね。そんな「魅力的な会社」は、クライアントから見ても仕事を発注したくなる魅力的な会社であるはずです。 エクステックは「魅力的な技術者」のための「魅力的な会社」であるために、努力していきます。 公平な人事評価制度の構築、目先の利益にとらわれない社員のスキルアップにつながる仕事の受注、技術者一人ひとりのキャリアプランに沿える仕事のアサインなどなど・・・。 いいことばかり並べていますが、現実的には困難な課題も多いことは事実です。しかし、先にも言った「魅力的な会社」であるためには、真剣に取り組まなければならないことだと理解し行動しています。 スカウトされても、即答で「今の会社が好きだから」と答えてもらえる会社になるために、エクステックは頑張ります。

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