スピード重視

スピード重視
2012年8月13日 木下 照道

先日ある雑誌で、「失業者は増加を続け、国の借金も増加を続け、一方所得(平均年収)は減少を続けているといわれる時代においてタフでないと生き残れない時代になってきている」と読みました。
確かに、昔のように給与は時間を供給した対価ではなく、成果への対価として収入を得る時代になってきており、成果を得るためには競争に勝つ事つまり戦わずして勝つことなど無いと思います。
目の前の仕事をただこつこつとしているだけで生き残れる時代は確実に減ってきているのではないかと思います。
それではどうすれば勝てるのか?

ウ~ンウ~ン!
やはり私ごときにはわかりません。
(なんだそりゃ)

しかし人それぞれの武器を持っていると思います。
私の場合、特に人に秀でたスキルは無いと自覚しています。
けれど、性格が「いらち」なこともあり、物事をかたずけていく
スピードは決して遅くないと思っています。

朝の通勤電車の中で本日するべき事のMUST DO,TO DOの優先を決めてノートに箇条書きし整理しています。
朝8時過ぎに出社してからメールに目を通し返信したり、昨日訪問したお客様へのお礼のメールを送ったりし9時には臨戦体制が整っており、9時30分には各所に電話をし出かけています。

また、スピードを重視するため、社内での書類には見かけの良さは必要なくホウレンソウを実施しています。些細な事は電話で報告を済ませ、紙で報告するときも、ノートに書いた内容をコピーしてタイムリーに報告しています。(もちろん何よりもまず内容が大切なので簡潔にまとめられているかは言うまでもありませんが)
つまり書類の体裁に時間とエネルギーを使わないようにしています。

そして今日終えるべき仕事は今日終えるように心がけ最悪でも翌週に絶対に持ちこさないように必ずデッドラインを自分なりに決めています。
これは日曜の休日を仕事の事を気にせずに、子供と遊びたいからでもありますが・・・・
仕事には会議や上司に指示される仕事もあるだろうし、自分の意思で「片ずけておかないと」と思った仕事もあります。
そのすべての仕事にデッドラインを設定すると、おのずと判断が早くなり、ぐずぐず迷ったりしない、中だるみなく結果仕事のスピードが増すと思います。

また1ヶ月ほど前から、東京、大阪の2拠点で営業として動き始めました。
東京・大阪の地理的・時間的距離をなくすため、往復の新幹線の予約は、朝は7:00、夜は20:00にしています。
iPhoneがあるので、お客様とのコンタクトは地理・時間的な制約なく取れますが
当然顔を突き合わせながら進めるべき仕事もあります。
顔を突き合せる仕事以外の仕事、特に事務的な仕事に関しては
今後もますますスピードを重視して進めなければいけないと感じています。

ただ、スピード重視で、仕事の質やコミュニケーションが雑にならないように注意しながら進めてきます。

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