セルフコーチングでダイエット/企画推進室

今年から「セルフ・コーチング」でダイエットを始めました。正確には昨年末、12月25日からですが1ヵ月半が経過した時点での成果は・・・4kgの減量に成功いたしました。残念な事に誰にも気づいてもらえなかったのですが・・・(元が重すぎてビフォーアフターの差が少ない?)。とりあえず、後6kg程度の減量を目標にしていますが、何とか5月中には達成したいところです。今回は、そんな「コーチングでダイエット」についてです。

(2020年2月17日 企画推進室)

どんな方法でダイエットしたのか?

始めに「セルフ・コーチング」と書きましたが、自分自身に対してコーチングを行った、という事ですね。

「コーチング」に関しては、こちらの記事をお読みください。

ティーチングとコーチング/企画推進室

 

「コーチ」、「コーチング」と聞けば

  • 頑張れ!
  • やれば出来る!
  • 何時やるの?今でしょ!

的な、精神論や応援をしてくれるイメージがあるかもしれません。

しかし、実際のコーチングでは、目標を具体的に、かつ明確にして、スモールステップでプロセスを策定して実施する、いわゆるPDCAサイクルを回すという行為をクライアントに促す役目だと思ってもらったほうが解かりやすいかもしれません。

 

クライアントに行動を起こしてもらうため、コーチとしてのいろいろな技法がある訳ですが、今回は「セルフ・コーチング」としてコーチ役とクライアント役を一人二役を行ってみました。

 

ちなみに、ディズニーの創始者、「ウォルド・ディズニー」は3つの人格を使い分けていたそうです。

  • 一つはアイディアと司る「夢想家」としての人格。
  • もう一つはアイデアを現実に落としこむ「実務家」としての人格。
  • 最後はアイデアの問題点を指摘する「批評家」としての人格。

さらには、この3つの人格を使い分けるために、部屋を3つ用意したとも言われています。多面的な人格を活用して自分自身でブレーン・ストーミングを行っていたというから本当に驚きですね。

 

「セルフ・コーチング」の働きかけ

「セルフ・コーチング」と言っても、それほど難しい事を行った訳ではありません。

まず、目標を明確にします。とにかく具体的に言葉で表現していきます。それを第3者のコーチ役として、現実的か、低すぎる目標ではないか、と客観的に考えます。

次にスモールステップの行動を考えます。そして、またそれを第3者のコーチ役として、現実的か、目標が達成可能な行動なのかを客観的に考えます。

行動にあたっては、日々体重を図り、食べたものを記録していきます。記録を見返しつつ、第3者のコーチ役として日々の行動に対する反省点と明日の行動に対するアクションを促します。

 

少し難しそうに見えるかもしれませんが、ダイエット法そのものは有名な方法ですね。

そう、「レコーディング・ダイエット」です。

 

そもそも、コーチングとダイエットというのは、非常に相性が良いと思います。

実際に、パーソナル・コーチをつけてダイエットをしている人も多いらしいですし、「ライ○ップ」などの、パーソナル・トレーナーによるダイエットもコーチングの技法を取り入れていると考えらえますね。

以前の記事で、「ティーチング」と「コーチング」の違いを書きましたが、その中でも以下の二つはまさにダイエット向きだと言えます。

  • ティーチングは受動的(指示待ち)、コーチングは能動的(自発)。
  • ティーチングはモチベーションを下げ、コーチングはモチベーションを上げる。

 

その上、「レコーディング・ダイエット」というのは、一人でPDCAのサイクルを回すという点で、セルフ・コーチングにぴったりです。

夏ぐらいに最終的な結果をご報告したいと思います。逆にいつまでたっても報告が無かったとしたら、その時は忖度していただければありがたいです・・・

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