春はもう近くに
たくさんの感動と勇気を与えてくれたソチオリンピックが終わりました。
閉会式を観ながらこのブログを書いています。
寝不足は覚悟の上で夜な夜な応援をしていた方も多いと思います。
私もその一人で、羽生選手がショートで高得点を出した翌日には
「パリの散歩道」が、浅田選手が惜しくもショートで失敗した次の日は
「ノクターン」が頭の中を駆け巡っていました。
読売新聞の日曜日版に下記のような記事が載っていました。
「オリンピックが始まると、自分が意外に愛国者であることに驚く人は多い。
日本の選手が国内で競技していてもさして関心は持たないのに、国際試合と
なると急に応援する気持ちが沸々と湧いてくる。」
本当にそうですよね。
でも、私達国民の過度の期待が選手達に大きなプレッシャーとなって押し寄せ
「オリンピックには魔物が住む」と言わせる所以かもしれません。
どの選手にもオリンピックという大舞台にたどり着くまでには、様々な苦労と
ドラマがあり、それゆえに応援している私たちの感動も大きいのだと思います。
悲痛のショートから立ち直り、フリーで完璧な演技で世界中を魅了した浅田選手は
メダルだけがオリンピックじゃないんだよ、スポーツには国境もないもないんだよと
気づかせてくれました。
選手の皆さんには、たくさんの感動をありがとう、そしてお疲れさまでしたと声をかけて
あげたいですね。
どの選手も晴れ晴れとした笑顔で誇らしく帰ってきてほしいと思います。