『身』+『美』は何と読むでしょう
(2008年 4月28日 福嶋 昭)
ゴールデンウィーク突入です。
普段は大阪⇔東京を行き来している私ですが、
知り合いからお笑いフェス『LIVE STAND 08』
(吉本興業、千葉・幕張メッセ)4/26、27、29の
通しチケットをいただき東京でのお笑いのライブ
を満喫中です。
大阪では「NGK(なんばグランド花月)」、東京
では「ルミネtheよしもと」と普段からお笑いは
楽しく拝見させて頂いております。
私は芸人を目指したことはないので分らないで
すが、芸人さんの世界の礼儀やしきたり、上下
関係は厳しいのでしょうね。
私達IT業界はそれに比べればまだまだ厳しく
ないのかも知れませんが最低限のマナーは
守って他の業界に負けないようにしたいもの
です。
私のビジネスマンとしての自己採点はというと…
70~80点ぐらいではないかと思います。
その得点を構成している中身は、常識的な知識
とお互いに気持ち良く仕事が出来る気遣いだと
思います。
気遣いはそれぞれの人が普段から心掛けること
で身に付くと思っています。普段からぜひとも
心掛けて下さい。
『身』+『美』で何という漢字になるでしょう。
今日は日常茶飯事、必ず出くわす場面での常識
的な知識について幾つかのお話しをしたいと思い
ます。
―― 『身』+『美』は何と読むでしょう
1. 意志の疎通
ビジネスに欠かせないのがお互いの意志の疎通
です。普段できているようでタイミングよく中身を
的確に伝えることは思った以上に難しいことです。
的確にお互いが意志の疎通を図れていれば、良い
考えを出し合い、良い結果につながります。
良くない結果が出た場合にも責任を全て押しつけら
れることなく、自分自身を守ることにもなります。
自分の意志を伝える時の基本を表した言葉として
は『ホウレンソウ』を使います。
①『ホウレンソウ』
・ホウは、『報告』のこと
・レンは、『連絡』のこと
・ソウは、『相談』のこと
ホウレンソウを構成している柱は次の通りです。
②『5W1H』
・WHENは、『いつ』
・WHEREは、『どこで』
・WHOは、『だれが』
・WHATは、『なにを』
・WHYは、『なぜ』
・HOWは、『どう』
基本中の基本ではありますがたまには自分自身
でもできているかどうか振り返ってみて下さい。
2.応接室に通された時の座席位置
応接室に通された時に「こちらにおかけになって
お待ち下さい」と案内された時はいいのですが
応接室の入口までは案内されたが座席を自分
で選ぶ場合や、また自分が来客の方に座席を
勧める立場の場合には座席位置のマナーを知って
おかないとその話しの間中、座席の位置が気に
なったりします。
座席位置のマナーは次の通りです。
①一人用椅子2脚+数人用長椅子1脚の場合
長椅子の入口から遠い場所が一番上座です。
その横が2番、3番です。
一人用椅子で入口から遠い場所が4番、入口
側が5番です。
②一人用椅子数脚+一人用椅子数脚
入口から遠い椅子が並ぶ中央が一番上座です。
その奥が2番、手前が3番です。
入口から近い椅子が並ぶ中央が4番、奥が5番、
手前が6番です。
①の場合が多いと思いますが、②の場合も覚えて
おいて下さい。
3.乗用車の座席位置
乗用車に乗る時には運転手の後部座席が一番の
上座というのはみなさんご存知だと思いますが、
それ以外の座席位置も覚えておいて下さい。
運転手の後部座席が一番の上座です。2番は後部
座席の上座の反対側、3番は後部座席の中央。
4番が助手席になります。
体の大きい私にとっては助手席が上座感覚ですが、
世間の順番では下座になります。
4.エレベータの乗り方
以外と分からないのがエレベータの乗り方だと思い
ます。
①乗り降り
エレベータ係りがいない時は一番下の人が先に
乗り込み、ドアを開きながらお客様、上司、女性、
一般男性の順で乗り込みます。
降りる時も優先順位の高い人から降り、一番下の
人が最後に降ります。
②エレベータ内での位置
エレベータ内で奥の右側が上座でその横が2番、
前列のボタンと反対が3番、一番下の人がボタン
の前で操作を行ないます。
降りる時には自分が上の立場であっても「お先に」の
一言があった方が気持ちいいですね。
マナーについては言い出せば切りがなく分からない
場面に遭遇しがちですが分からない時は相手の立場
や気持ちを考え言葉や行動にすれば失礼にあたること
もそんなに多くないと思います。
また、分からないマナーがあればメッセージに書込み
しておいて下さい。
みんなが気持ち良く仕事や生活が出来るように
お互いのことを思いやりましょう。
―― エクステック躾推進チーム より