(2008年 8月18日 塚本 稔)
先日の8月12日にサマージャンボ宝くじの抽選日だったのですが、買われていた方はどうだったかな?
宝くじの楽しみは、買った日から抽選日までの当たるかな?当たったら何に使おうかな?という期間がいいですよね。
とは言え、もう随分と宝くじを買った記憶がないですね。きっとあの日からあまり宝くじを買わなくなったのかな。
もう10年ぐらい前になるのですが、それまで夏と冬の年2回のジャンボ宝くじだけは毎回買っていました。
枚数は10枚~30枚ほどで、たまに3千円が当たったりする程度だったのですが、それでも、抽選日までのワクワクは十分楽しめたと思います。
しかし、あの日はそんなものじゃなかったのです。心臓がバクバクとして期待で張り裂けそうなぐらいでした。
宝くじ売り場には、当選券をチェックする機械があるのをご存知でしょうか?その機械に宝くじ券を束で置くとカタカタカタと読み取り、当選券をはじいてくれるのですが、あの日もその機械が束の宝くじ券を読み込んでいました。
その枚数は、なんと330枚!!金額9万9千円分なのですから、当たらない理由がありません。
そして、しばらく待って330枚のチェックが終わって売り場の人が、驚いたように言いました。
『こんなに買ったら何か当たるはずなのにね。』ガ~~ン!! そう、全部ハズレの300円だけ計9千9百円になってしまったのです。
宝くじを買ったその日から、その瞬間までありったけの空想の世界に翼を広げていたのですから・・・現実は厳しいです。
この話には、もうひとつオチがあるのですが、悲しく換金した9千9百円を山分けした相手、そして、空想の世界を共に飛んでいた相手、すなわち9万9千円分の共同購入者なのですが、なんと福嶋昭こと社長でした。
なんとも悲しい二人の思い出でした。(笑)