誰でも1つは自分の嫌な所はあるはずです。
私の1回目記事のとき、「前傾姿勢でいきましょう!」とお話させていただきました。今回もその話の流れになりますが、しばらくお付き合いください。
私は昔の友達に、「なんか性格が変わったなぁ」とよく言われます。「昔はどんな性格しとってん!」と思われてしまいそうですが、一言でいうと「地味で無口なやつ」でした。
友達仲間で飲みに行ったりしても、「おまえ、いいかげんになんかしゃべろや。」とよく言われるほどしゃべることができませんでしたし、イベント事などがあっても、いつも後ろの方で目立たないようにしてました。ましてや女の子の前では・・・。ほとんどお地蔵さん状態です。
昔はこんな「シャイ???」な私でしたが、今は、適当にあいずちを入れてくれる人がいれば、一日中でもしゃべっていますし、結構目立つ事をするのも、あまりいやではありません。(けっして目立ちたがり屋ではありませんが・・・)
このしゃべれるようになった所とか、目立つ部分が昔の友達から言わせれば「性格が変わったなあ」ということかもしれません。
よく、悩んでいる人を対象に、「自分の性格を変えてみませんか」などという、うさんくさい講習会などが、巷ではよく行われています。
はっきり言ってしまうと、性格なんて変えれる訳がありません。まだ10代ならばまだ可能性はあるかもしれません。でも20代、ましてや30歳を過ぎて、長年培ってきた?ずっと付き合ってきた?性格が、変えよう!と思って変えれるくらいなら、だれも苦労はしません。
では、どうするか。
自分で自分を「だます」のです。自分に洗脳?をかけるのです。少しずつ、時間をかけて、(以下、文章にするとなんか恥ずかしいですが・・・) 自分ならできるんだと、自分は明るいやつなんだと、自分は頼りになるんだと。自分には可能性があるんだと。(あぁ、はずかし。)
この、ナルシスト?的な、「そんな自分が大好き!」といった所や、「自分で自分を褒める」といった部分って、本当はたいへん重要なんですね。
私の場合は、こんな洗脳を自分にかけてきたわけではありませんが(かけてないんかい!と、自分でつっこんでみた。)、自分に言い聞かせてきた事はたくさんあります。(先週のT氏と内容がかぶるのは、きっと気のせいです。)
自分を励まし、少し積極的になることで、自分では気がつかないうちに、他人が見る自分は変わっているのかもしれません。
私は自分の性格が変わったなんて思った事がありません。今でも「地味で無口なやつ」だと思っています。女の子の前では、今でも「お地蔵さん状態」です。(ほんまかっ。)
でも他人が「性格が変わった」と見るのは、そういう自分の本質としての部分ではなく、作り上げた部分なのかもしれません。でも、ある意味、他人にはそう見えるのだから、性格が変わったと言ってもいいのかもしれませんね。
この前傾姿勢シリーズ???、後日もう1回続きます。