話をすることの大切さ。
前回の「話べたを克服するには、まず、聞き上手になりましょう。」に続きまして、今回は「話をすることの大切さ。」について、お話をしたいと思います。
話をする。今回、ここで言う「話をする。」は、上手に話すという意味でも、話術を身に付けるという意味でもありません。ただ「話す」という単純なことです。話すだけなら誰にでもできますよね。そういう簡単なお話です。
当たり前の話ですが、言葉で表さないと思いは相手に絶対に伝わらない、ということです。言葉なんてなくっても私たちは以心伝心、心が通じ合っているのよ!、なんてことを言う人はいないと信じたいですが、そういう人は分かり合った「つもり」になっているのでしょうね。「以心伝心」はお互いが分かり合えた、理解し合えた間柄で初めて伝わるものだと思います。あかの他人と以心伝心で心が通ったら、気持ち悪くて仕方がありません。
話しがいきなり脱線してしまいましたが、ほとんど話しをしなのいと、たとえへたくそでもいいので自分の気持ちを伝えることとは、まったく印象が変わってくるものだと思います。
話をする前にあきらめていませんか。
友人関係や、家族、会社でもそうですね、「大した話しじゃないので、まあいいっか」とか、「話したところで分かってもらえないのではないか」とか、きっかけがなくて、本当は話したいのに、あきらめてしまっている人って、結構多いと思います。
先に言ったように、まったく話しをしないと、たとえ一言でもいいので話して見るのとでは大きな違いがあります。0は何を掛けても0ですが、たとえ1であっても何を掛けるかで大きな話題に展開する可能性があります。
少し勇気を出して、声を掛けてみませんか。友人や家族、会社の上司、職場のメンバーに。意外と単純な話で盛り上がれるかもしれません。話題なんて気にする必要はありません。同じ人間なのですから、共通点なんていくらでもあるはずです。
「近所のスーパーでお肉が安かった。」でもいいと思います。そこから「どこどこ牛はうまい!」とか、「いい焼肉屋がある」とかで、話しが盛り上がるかもしれません。話しかける相手が気になる人なら、そこから恋愛に発展するかもしれませんね。職場の仲間なら、より充実した仕事ができると思います。現場のお客様なら、そこからビジネスが展開するかもしれません。
話しをすることによって、少しずつ、お互いを理解し合えることができたら、より良い人間関係が築けるはずです。よい人間関係ができあがると、お互いのことを親身になって考えるようになってきます。それは、恋人でも、家族でも、ビジネスでもまったく同じことです。
あきらめず、少し勇気をだして(by5%の前傾姿勢)声を掛けてみてください。
次回は、「気持ちを言葉に表す。」について、お話します。