へっぴり腰じゃ上達しません! 少しのやる気と勇気で!
(2007年9月18日 内藤 博方)
スキーの話をしようとしている訳ではありません。
これもれっきとしたビジネスでのお話です。
これから社会人になる人、社会人になってもう何年もたつ現役ばりばりの人、すべての人に言える事だと思います。
会社とは多数の社員による組織で動いていくものです。
その会社組織の中で、いかに自分という個を磨いていくか、競争に勝ち抜いていくか、自分をアピールしていくか、悩まれている人は多いと思います。
このままでは会社組織に埋もれていくのではないか、花を咲かすことなく終わってしまうのではないか、分かっていても腰が重くて動けない。
―あるいはどうしたらいいのかすら良く分からない。
私は会社のメンバーによくこういう話をします。
私は若いころスキーに熱中していました。
スキー上達のこつは、とにかく前傾姿勢。絶対に前傾姿勢。
急斜面が怖いとどうしても腰が引けてしまいます。
腰が引けるとスキーがコントロールできない。
―だから、うまく滑れない。
少しぐらい怖くても勇気を出して斜面を見下ろすつもりで常に前傾姿勢になること。
ビジネスでも同じような事が言えると思うのです。
今までの自分を100%として、105%の力で仕事に取り組んでください。
今まで取り組めなかったこと、発言できなかったこと、あきらめていたこと。
勇気を出して行動を起こしてください。重い腰を上げてみましょう。
前傾姿勢になってみましょう。たった5%でいいんです。
がむしゃらに突っ走るのもいいでしょう。
常に150%、200%の力で仕事に取り組むのもいいでしょう。
ただそれは、持続できる高い精神力、忍耐力を持った一握りの人たちだけが可能な離れ業で、私を含めたごく普通の一般人では到底無理なお話です。
1ヶ月目は何も変わらないかもしれません。
3ヶ月目は最近がんばってるね、という評価だけかもしれません。
でも1年後には周りの評価も、自分自身の考え方にも大きな変化が起きていることに気づくと思います。
たった5%の前傾姿勢を維持する努力をするだけで、一回り二回りも大きな自分になれるのだと。
ぜひ、「5%の前傾姿勢」を実行してください。実行して自分自身の変化を実感し楽しんでほしいと思います。
これからはビジネスに役だつ、「勇気の出るブログ」を担当できればと思っています。本当にささいな事かもしれません。でもそれがこのブログを見ていただいた人たちの、「小さな心の支え」にでもなれればと思っています。