エクステックのシステム開発はどんな手法を取っているの?

エクステックでは、システム開発において「フルスクラッチ」という手法を取ることがあります。
ITが苦手な方にもわかりやすく伝えられるように少し説明をさせていただきますね。

フルスクラッチ開発って?
身近な例ですと、新しい家を建築することに似ています。土地を買って、自分の理想の家を設計し、建てるイメージです。
もともと「スクラッチ」という言葉は「引っかく」という意味ですが、競技などで「スクラッチ(スタート地点)から始める」というフレーズがあります。ここから「何もない状態から始める」という意味に派生したそうです。「フル」は「完全に」という意味です。

つまり、エクステックでは完全に何もない状態から開発言語を使ってプログラムを作れるんです。
分かりやすいイメージですと、映画などでハッカーが真っ黒な画面上にズラッと英語が羅列されているものをキーボードでカチカチと打ち込んでいる様子と同じです。

なぜフルスクラッチ開発なの?

フルスクラッチ開発を選ぶ理由はいくつかあります。

①独自の要望に応えるため
例えば、お客様にとっては特別な機能が必要で、市販のソフトウェアでは対応できない場合に、フルスクラッチで開発します。
これは、オーダーメイドのスーツを作ることに似ています。自分の体にぴったり合ったスーツが欲しいときに、既製品ではなく、専門の店で自分に合ったものを作ってもらう感じです。

②完全にカスタマイズするため
既存のソフトウェアを使うと、機能やデザインに制約があることがあります。フルスクラッチ開発ですと、お客様の希望に合わせてソフトウェアを作ることができます。
これは、好きなデザインや機能を自由に選べるカスタムメイドの家具を注文することに似ています。

開発プロセス例

フルスクラッチ開発において、以下のようなステップを踏んで、お客様が求めるソフトウェアを作っています。

Step1:アイデアの整理(要件定義)
まず、何を作りたいのか、どんな機能が必要なのかをお伺いし、アイデアを明確にします。これは、家を建てる前に、どんな家にしたいかを考えることに似ています。

Step2:設計と計画
次に、そのアイデアをもとに設計図を作成します。弊社では、ソフトウェアの動作やデザインについて詳細な設計を行い、具体的な計画を立てます。家の場合と同様に、設計図が必要です。

Step3:開発
設計図ができたら、実際にソフトウェアの開発に取り掛かります。これは、建築家や大工が家を建てる作業にあたります。

Step4:テスト
ソフトウェアが完成したら、実際に使ってみて、問題がないか確認します。エクステックでは、細部までチェックを行い、安心してご利用いただけるようにします。家で言えば、引っ越し前にチェックする段階です。

Step5:納品
最後に、完成したソフトウェアをリリースし、納品します。その後のサポート体制についてはご契約段階で相談させていただいています。

最後に

エクステックでは、お客様の要望に応じたソフトウェアを開発しています。今お使いのサービスやソフトに満足していない場合、ぜひ、エクステックにご相談ください。

専門のチームが、あなたの理想を形にするお手伝いをいたします。

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