まだまだ寒波が襲う昨今ではございますが、皆さまご体調の管理は行き届いておられますでしょうか。風邪やインフルエンザではなく寝違えで肩を負傷してしまった杉本です。
「この時期寒さで筋肉が縮こまっちゃって寝違える方が多いんですよ~!」と整体師さんから言われたので、皆様も他人事と思わず、ご注意ください……激痛です。
泣き言はさておき。内容は伏せますが、昨今SNS上で「相手の立場になって考える」ことについて、考え直させられるような出来事を目にすることが多いです。
ビジネスでは、取引先の皆様や社内の先輩、後輩が今どんな心情で受け取っておられるのかを会話、コミュニケーションの中で受け取ったこと、経験から推測される方は多いと思います。
そして公私問わず、この「経験したこと」は大きな共感を寄せるポイントになるのですが、厄介なやつだなあとも感じるのです。
例えば、「自分が経験していないことは理解できない」という人は一定数いらっしゃいますよね。大きな枠で語ってしまうと、男女の違いだったり、同じ性別であっても「自分はそう感じない」という理由で、想像して知識に変換することを止めてしまう場合は、多かれ少なかれアチコチにあります。
私たちは価値観を増やすことを、どうも忘れてしまいがちなのですよね。
そして親切心から「これが当たり前でしょ!」と価値観を押しつけてしまって、トラブルに発展して炎上している様子を見ては、もっと相手の立場になって声をかけていれば結果は違っただろうに……と第三者ながら勿体ないなぁ……と、肩を落とすのです。
年を重ねてくると「今の若い人たちの感性だと、どう感じるんだろう?」という発言が部課長からも出てくるのですが、こういった発言を聞いて「自分たちの世代だとこうです」とハッキリ伝えてくれた上で「先輩方はいかがですか?」と聞いてくれる若手の存在はありがたいです。会社が新卒採用を続ける理由の一つですね。
こうして会社内のやり取りを見ていると、不思議と癒されるような気持ちになります。エクステックがあたたかい人間の集まりでよかったです。
何もしなくても時代は流れていくものですから、知識も人間性もアップデートした上で思いやりを忘れないようにしたいものですね。