経済産業省、総務省、厚生労働省、国土交通省が連携して「テレワーク・デイズ」(夏季にテレワークの集中的な実施を呼びかけるキャンペーン)を推進しています。6月9日のテレワーク関係府省連絡会議で「テレワーク・デイズ2021」の実施方針を決定したとの事です。
(2021年06月14日 企画推進室)
テレワーク・デイズ2021
そもそも、「テレワーク・デイズ」をご存知ない方も多いかもしれません。「コロナ禍で国が推進しているんだろう」と思われるかもしれませんが、そもそもは2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会中の交通混雑の緩和を目的として、2017年からスタートした働き方改革のプロジェクトです。
そして、今年の東京オリンピック・パラリンピック開催期間に合わせ、人と人との接触機会の抑制や交通混雑の緩和を通じて安全・安心な大会を実現するため、7月19日~9月5日の間、テレワークの集中的な実施に取り組むことにしたとの事です。
具体的には
- 7月19日(月)~9月5日(日)を「テレワーク・デイズ2021と設定し、大会期間中の混雑緩和、テレワークの全国的な推進を目的として、テレワークの一斉実施を呼びかけます。
- 全国で3,000団体の参加を目標とします。
- 初参加の企業・団体は、1日だけ、少人数でも参加可能。
という事です。
では、実際に各企業の取り組みとしてどうすれば良いか、という点に関しましては先進的な取組事例の紹介のページで2020年の事例が紹介されていますので、いろいろと参考になるかと思います。
エクステックも積極的にテレワークを導入しています。
テレワークには良い面と悪い面がありますが、過去の記事でもいろいろと書きましたので参考にしてください。
先日、2021年度事業計画の発表会がありましたが、テレワークを推進しているため、ほとんどの方がリモートでの参加でした。また、今年度から東京本社と大阪本社を繋いでの同時発表会となりました。こういった事も、テレワーク推進前には考えられなかった状況かもしれません。
コロナ禍で加速したテレワークですが、元々は働き方改革から始まっています。
「できる」「できない」ではなく、良い面、悪い面を理解した上で、どうすれば「上手く取り入れる事ができるか」を考える事が大切ではないでしょうか。