システムの開発って何だろう。ふと考えてみました。日々システム開発に携わっていて、目の前の設計書を作る事、プログラムを作る事が、確かにシステム開発な訳です。しかし自分たちの目指すゴールはどこだろう、と考えてしまいます。
(2023年3月13日 企画推進室)
何のためのシステム開発か
自分達がしているシステム開発って、何を提供している仕事なんだろう。
お客様が望むソフトウェアを作る事でしょうか?
それとも、その開発を行う技術力でしょうか?
それとも、お客様と一緒によりよいシステムを考える提案力でしょうか?
そんな事を考えている内に、そもそもシステム開発って何のためにやるんだろう、って考えてみたりもします。
自分達はITという武器を持って戦っています。
ITというツールは、今の時代どんな場所でも、どんな場面でも必要とされています。
ですから自分たちは必要とされている、と感じています。
しかし、自分たちが提供するものは何か、と考えた時
ITはツールであって、「システム開発」というのもゴールを目指すための「一つの方法」でしかないと思うのです。
究極を言えば、「お客様がより良い結果を得る」事。つまり「お客様が幸せになる」事。
そのためのツールがITであり、システムです。
なので、時にはシステムやITを提案しない事が、お客様の幸せにつながる場面があるような気がします。
システムを開発する会社であり、IT企業でありながらも
お客様の幸せのためには、ITを提案しない。そんな会社があっても良いような気がします。
お客様の幸せをゴールとするのは、「お客様は神様」だからではありません。
世の中が、少しでも良くなる。
そのためには、お客様を幸せにする。
そうする事で、自分たちが幸せになれる。
その結果、世の中がちょっと良くなる。
そんな循環を目指したいと思ったりもします。