今回はチャレンジについてです。初めてのことにチャレンジするときって、どんな気持ちになりますか?ワクワクする気持ちと不安な気持ちが混在する事が多いのではないでしょうか。不安の方が強い人も多いかもしれません。
(2022年1月17日 企画推進室)
チャレンジと学び
私は定期的に新しい学びにチャレンジしています。
2021年はエール大学の「The Science of Well-Being」という10週間のオンライン講座のプログラムを受講しました。
別に仕事に役立てようとか、心理学や英語に精通していたわけではありません。
外国の、しかも英語の講義を受講した経験なんてありません。
まったく「新しいチャレンジ」です。
でも私には何の不安もなく、楽しみしかありませんでした。
(英語の講義ですが、英文のテキストや字幕があってオンライン翻訳すれば何とかなると調べてわかっていたという事もありますが)
その理由を書いていきたいと思います。
何となく楽しそう
「目の前の状況を楽しむ」という事。オンラインで個人で受講するので、「人目を気にする必要がない」というのはあります。
ただ、それ以上に「何となく楽しそう」という感覚が大きかったです。
私が何か新しい事を始めるとき、大体「何となく楽しそう」という思いで始めています。
この「何となく」という考え方が大切な気がします。
小さな子供は、今目の前にある遊びに夢中になりますよね。
「フロー」と言ったりしますが、そんな感覚は幸福度に大きく影響を及ぼします。
「あれこれ考えずに、楽しそうだからやってみる」という考え方が、目の前の事を楽しめる、という元になっているかもしれません。
学び終わった後の姿を想像できた
Well-Beingについて学び終わった後、その内容を人に語る自分を想像しました。
学び終わった後、どんなふうになっているか。実現したらどうなるか。
そんな事を考えると、それはもう「ワクワク」です。
そういうビジョンを描けると、今の状態はどうか、ビジョンに至るまでどうするか、という流れが頭の中で具体化されていきます。
ここまでくると、もう不安よりワクワクの方が大きくなっていました。
自分が成長できるとわかるから
経験を重ねてくると、仕事の中で成長している自分を実感する事が少なくなってきます。
今までの経験を活かして、「いかに成功させるか」に終始しがちです。
でも、新しいチャレンジをすると、まだまだ成長できる自分を実感できます。
こうした3つの理由が初めてのチャレンジを楽にさせてくれます。
また、こういった自分の体験談が、さらに後輩育成に役立つコンテンツとなるかもしれませんよね。
自分自身が何かチャレンジするときや、部下・後輩にチャレンジを促すときの参考になればと思います。