最近よく聞くようになった「メタバース」。今回、その「メタバース」で開催されるセミナーに参加してきましたので、メタバースについてのおさらいと感想を報告させていただきます。
(2022年9月12日 企画推進室)
メタバースって?
メタバースについては、以前のブログで一度触れておりますが今回も簡単に説明をいれておきたいと思います
早速ですが、「メタバース」の定義から
メタバース (英: Metaverse) は、コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された、3次元の仮想空間やそのサービスを指す。日本にあっては主にバーチャル空間の一種で、企業および2021年以降に参入した商業空間をそう呼んでいる。
Wikipediaより引用
「コンピュータネットワークに構築された3次元空間」と定義されると、フルダイブ型MMORPGなんていうSF的な世界を想像してしまいそうですね。まだまだ未来の話しだなぁと思わせておきながら日本での考え方はもう少し緩いみたいです。
「2021年以降に参入したバーチャルな空間はメタバース」と言ってもよいそうです。だいぶゆるいというか、ゆるすぎて逆に分かりにくい気がしますね。
あえて超ざっくり言うと「アバターというキャラクターとして仮想空間を行動できるものがメタバース」といってよいと思います。
この「メタバース」ですが、世界ではものすごい勢いで浸透しつつあります。
様々なサービスが立ち上がり、多くのビジネスチャンスとして企業が参入しつつあります。
ユーザーにとっていったい何が魅力的なんでしょう。
さまざまなサイトでいろいろなメリット、デメリットが紹介されていますが、参加してみて個人的に感じたメリットは
・物理的な移動なしに、現実に近いコミュニケーション体験ができる
という事が一番の魅力だと思いました。
メタバースの解説については、ここらで他のサイトにお任せするといたしまして、今回私が参加したセミナーのお話をしたいと思います。(セミナーと言っても、懇親会の色合いが強いものでした)
オンライン上の会場に入ったら、丸テーブルがいくつかありまして、各テーブルにはホストとなる方がいらっしゃいました。
楽しそうに会話が繰り広げられている丸テーブルにアバターを近づけると、距離感に応じて話している方の声が聞こえてきます。
歩いていると、途中のテーブル席で話している方たちの会話が小さな声で聞こえてきて、近づくと徐々に声が大きくなる、というイメージです。
会場を歩いてみて丸テーブルで気になる話題があれば自由に参加する。他のテーブルが気になれば「少し移動してみます」と一言声をかけて移動する。
もちろん、近くで立ち聞きだけするというのもアリです。
今回は2次元の空間だったので、未来世界というようなイメージではなかったのですが、それでもメタバースの楽しさが味わえました。
ライトなコミュニケーションと、しっかりしたコミュニケーションを自由に行き来出来るような感覚というのでしょうか。
一部、ネット回線の問題があるユーザもいらっしゃいましたが、技術的な問題は時間が解決するでしょうし、実際に参加すると今後さらに広がるのは間違いないと感じました。
皆さんもこういった機会があれば、どんどん参加してみる事をお勧めいたします。