令和2年度 秋期 情報処理技術者試験 について/企画推進室

9月18日、春期情報処理技術者試験の中止に引き続き、秋季情報処理技術者試験が延期、もしくは見送りになりました。

(2020年09月28日 企画推進室)

試験はどうなるの?

春に続いて秋も、という事なんですが、中止かというとそういう訳ではなく

【重要なお知らせ】令和2年度における試験の実施について(2020年9月18日掲載)

情報セキュリティマネジメント試験(SG)、基本情報技術者試験(FE)については、試験実施を延期することになりました。

引用:IPA公式サイトより

という事で、情報セキュリティマネジメント試験と基本情報技術者試験は延期になりました。

延期ってどういう事かと思ったら、

令和2年度中(令和2年12月~令和3年3月の複数日を予定)に、現在の出題形式、出題数(*2)のまま、CBT(Computer Based Testing)方式(*3)で実施します。

引用:IPA公式サイトより

という事で、今年度中に筆記式ではなく、パソコンで選択する方式に変わって実施するようです。ITパスポート試験がすでにCBT方式になっているため、会場を分散させて(1会場当たりの人数を少なくして)実施するのではないでしょうか?

 

で、上記以外の試験はどうかというと、以下の試験は実施されます。

10月18日(日)に実施する予定の試験区分
・ITパスポート試験(IP)(特別措置試験(*1))
・応用情報技術者試験(AP)
・プロジェクトマネージャ試験(PM)
・データベーススペシャリスト試験(DB)
・エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)
・システム監査技術者試験(AU)
・情報処理安全確保支援士試験(SC)

引用:IPA公式サイトより

しかし、次の試験は延期されるとの事です。

高度試験区分(ITストラテジスト試験(ST)、システムアーキテクト試験(SA)、ネットワークスペシャリスト試験(NW)、ITサービスマネージャ試験(SM))につきましては、

~中略~

令和3年度春期試験での実施を予定しています。

引用:IPA公式サイトより

しかし、春にこの試験までするとなると、元々春にやってる試験との兼ね合いで会場混乱するのではないでしょうか?ちょっと心配です。

 

ちなみに、情報セキュリティマネジメント試験、基本情報技術者試験については、令和3年度以降もCBT方式での実施を継続するとの事です。

IT系の試験でありながら、鉛筆で記入するという方式は如何なものかと思っていたので、CBT方式が進むのは望ましい事ですね。他の試験でも、ぜひともCBT方式の試験を導入してもらいたい所です。

このご時世ですから、1会場に大量に人を集めるのではなく、事業者と広く提携して、1会場1回あたり10人未満ぐらいの人数で試験を実施するというのが、Withコロナ時代の試験の在り方の気がします。

そのためにもITを活用した新しい試験の方法を、率先して実施していってもらいたいものですね。

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