少し前に新人歓迎会を行いました。新入社員の現場配属はまだまだ先ですが、今から活躍が待ち遠しいかぎりです。ところで、エクステックの新卒採用で行っている会社説明会でも、文系学生の割合が多いのですが、「日本の大学生のコンピュータプログラミングへの関心、論理的思考、ITリテラシーの関係」という論文で、文系学生のコンピュータプログラミングへの興味が調査されていました。
(2023年06月19日 企画推進室)
プログラミングに興味を持つ文系学生の割合は?
論文はこちら(Relationships between Japanese University Students’ Interest in Computer Programming, Their Logical Thinking, and IT Literacy)になりますが
日本の大学生 118 名を対象としたアンケート調査で
- 文系学生の 60% 以上がコンピュータプログラミングに興味を持っている
との事です。
2019年の調査ですが、こちらの記事(サクラグ、高校生・大学生を対象に 「システムエンジニア・プログラマー」についての意識調査を実施 全体の半数以上が“システムエンジニア・プログラマー”に興味あり)によると
高校生・大学生・大学院生(15歳~24歳)の480人にアンケート意識調査の結果
- 「興味がある」という回答が全体の半数以上
- 「収入が高いイメージ」が7割以上
- 「労働時間が長いイメージ」が7割弱
との事です。
プログラマー・SEに興味がある若い方が多い、というのは業界側の人間としてはとても嬉しく思います。
また、「今後、IT・web業界は市場が大きくなると思いますか?」という問いに対しては「非常に思う」「少し思う」という肯定的な回答が8割以上だそうです。この回答は、若い方が業界に対して魅力を感じているという事の現れではないでしょうか。
いずれにしても、経済産業省によると2030年時点で最大約80万人もIT人材が不足すると試算されており、少しでもIT人材の裾野が広がってくれればうれしいですね。