DXとアプリ

デジタルトランスフォーメーション、DXの推進がアフターコロナ時代のビジネスでは当たり前となってきています。とにかくDXで新事業を、という企業が多いのではないでしょうか。そんなDX推進とアプリの関係を考えたいと思います。

(2023年9月25日 企画推進室)

デジタルトランスフォーメンション(DX)とアプリの関係

そもそもデジタルトランスフォーメンション(DX)って何?という方は、次の記事で超ざっくりと説明しております。

1分でわかるデジタルトランスフォーメーション/企画推進室

では、DX推進に対応するビジネスって?デジタルを活用した事業として何をすればよいの?という事で、思い浮かぶ身近なITツールと言えば、言うまでもありませんがスマートフォン。

そう、スマホアプリが、DX推進時代に手っ取り早く対応するためのITツールです。

 

この間、出張のために新幹線と宿を予約する必要があったのですが、どちらもアプリを使ってあっという間に予約が完了しました。

その予約も、アプリを使えば簡単に日程変更ができます。予約済みの内容もアプリを確認すれば一目瞭然。

 

では、スマホアプリと従来のサイトと何が違うのか。

従来の予約サイトであれば、

1.検索サイトで予約サイトを検索、もしくはブックマークをクリックして予約サイトを表示

2.予約サイトにログイン

3.申し込みを行う。

4.場合によってはクレジットカード番号を入力。

 

これがスマホアプリでは

1.アプリを開く

2.アプリにログイン

3.申し込みを行う。

4.場合によってはクレジットカード番号を入力。

 

あれ?手順変わらない?

 

実は、「手続きそのもの」にかかる手間はそれほど変わらない場合が多々あります。でも、PCを使う場合に比べて、スマホアプリの方がかなり楽に感じます。

まず、わざわざPCを起動しなくても、スマホなら手元にあっていつでもアプリを開ける。この差はかなり大きいです。

こういった予約や手続きも、スマホアプリならちょっとしたスキマ時間でもできちゃう。

その上、だいたいのアプリはスマホの認証とリンクしていてログインの手間も省ける。

PCに比べて小さな画面でも、分かりやすいように必要な情報が分かりやすく配置されており、使い勝手がよい。

こういったちょっとした事の積み重ねもあって、アプリの方がかなり楽に感じてしまいます。

そうすると、PCサイトでしか申し込めない所より、いつもアプリで申し込んでいる所を使うか、という風に顧客の囲い込みができたりします。

 

20~40代の年齢層では、約90%以上の人がスマートフォンを保有していると言われています。それに合わせるようにインターネット接続端末の利用率もスマートフォンの方が高くなっています。

 

「DX」イコール「スマホアプリ」ではありませんが、DX推進においてスマホアプリの重要性は大きいと言えます。

一方で、ちょっと前まではスマホアプリを作るためには専用の言語や特別なノウハウが必要でしたが、Webアプリをネイティブアプリのようにアプリとしてインストール可能にする「PWA」(Progressive Web Apps)という技術によって、アプリ制作のハードルも変わってきています。

 

PWAについては、どこかで詳しく説明したいと思いますが、こういった波にも取り残されないようにしないといけませんね。

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