今年度も新人研修として経営ビジネスゲームをつかったビジネス研修を実施いたしましたので、研修の状況をお伝えしたいと思います。
(2022年7月25日 企画推進室)
ビジネス研修
前回レポートした新人研修の続編です。
キャリア研修に続き、このビジネス研修もエクステックの新人研修として恒例となりました。エクステックの新人研修は社内での基礎研修の後、提携スクールでのプログラミング研修をメインに4か月に渡るカリキュラムを組んでいます。その中でもビジネスゲームを使ったビジネス研修というのは、他社の新人研修ではあまり無いのではないでしょうか。
研修の内容は、戦略ビジネスゲームを使って会社の経営を疑似体験してもらいます。
ゲームとゲームの間に座学の勉強も挟みますが、基本はゲームを楽しみながらの学びとなっています。
毎年お伝えしていますが、あくまでも「経営とはどういうものか」に触れる研修です。「良いものを作れば必ず売れる」というものでもなく、顧客のニーズ、マーケティング、商品力、営業力、さまざまな要素でビジネスが成り立っている事を学んでいただきます。
そんな中、今回優勝した参加者が「リスクを背負うと勝ちやすいゲームと練習でわかり、本番では勝つことが出来ました。」とコメントしていたのが印象的でした。
ゲームでは限られた期間、限られた参加者(競業相手)という制約が強いため、ハイリスクハイリターンを狙う方が良い場合もありますが、参加者との相互作用でどのように進行するかが不明瞭なのが、このゲームのエキサイティングな所です。
フォローアップ研修としてビジネスゲームを計画した際には、ぜひ優勝を狙って再戦していただきたいと思います。
それでは、参加者の感想もご紹介いたします。
商品を売るだけでは自社は成長せず、他のライバル企業に負けてしまうという中で、自社を磨きながらも利益を手にするというバランスをとるのが、とても難しかったです。
ゲーム開始直後は、商品の原価を考えずに値段をつけていたので利益が出ず、原価と利益の考え方を説明された際には、目から鱗でした。
利益が出るように商品の値段を工夫しましたが、今度はライバル企業に競争で負けてしまいました。一社員としてビジネスの知識を学ぶことで仕事の幅も広がるので、積極的にビジネスについての知識や情報収集をし、自分を成長させたいと感じました。
私が一番意識したのは市場の情報です。情報のおかげで損失を最低限に抑え、大きな勝負に出ることができました。
現実とゲームは違うので、この考え方では上手くいかないと思いますが、ビジネスについてゲームを通して勉強になり楽しかったです。
会社を経営するのには、その場しのぎでは駄目で、長い目でみた戦略が大切だとゲームを通して、学ぶことができました。
研修が終わり、現場に出てすぐに役立つという知識ではないと思いますが、今回学んだ経営感覚は持ち続けて欲しいと思います。
研修ゲームに興味のある方は、下記のフォームよりお気軽にお問合せ下さい。専門家が、ご要望に応じた研修を組み立ててご提案させていただきます。