単なる井戸端会議 パート13

ラケットボール

テニス(ラケットボール)
(2009年 6月 1日 福嶋 昭)

『ラケットボール』。あまり聞きなれないスポーツだと思い
ますが、スカッシュという言葉ならみなさんご存知の方も
少なくないと思います。
ラケットボールもスカッシュと同様、簡単に言うと壁打ちの
スポーツです。

ノーバウンドまたはワンバウンドしたボールを交互に正面
の壁に当てあうスポーツです。
自分の打ったボールが地面に着かなければ側面や後ろの
壁にあててから正面の壁に当ててもいいルールです。

そのことで「正面の壁+5つの壁」を使う事ができ、多彩な
攻め方ができるスポーツです。
ボールの位置を予測して先回りしないとボールに振り回
され体力が続きません。

そんなラケットボールのお誘いをうけ久しぶりに大粒の汗を
沢山流してきました。

―― ラケットボール

私が初めてラケットボールを経験したのは20年程前
のことです。ラケットボール人口は今よりももっと少なく
そのコートがある施設も限られていました。

当時、結婚する前の家内に誘われスポーツジムでラケット
ボールを経験しました。コートの貸時間は20分単位です
が全く相手にならず20分の間、家内にコートの中を振り
回されました。

20分のセットが終わると膝がガクガクでひどい筋肉痛
になるのは分かりました。
あまりにも悔しく引続き2時間程コートを走り回りました。
むきになる性格で、終わった時には経垂れ込むぐらい
の状況でその日の夕食は喉を通りませんでした。

それから数回ラケットボールを楽しみましたが、家内には
全く敵いませんでした。余談ですが家内は近畿の大会で
3位に入ったこともあります。
そのうちに子供ができてからは家内もスポーツジムに行く
ことがなくなり周りにもラケットボールをする人もいな
かったことでこの20年間は物置に道具をしまっていま
した。

そんな時に東京でラケットボールのサークルに入って
いる大学生の人からお誘いをうけ久しぶりに道具を
引っ張り出してきました。

ラケットもアイガード(目を保護する眼鏡)も20年前の
もので今のものとは違い少し流行遅れを感じます。
当時はスキーゴーグルのようなアイガードよりはカッコ
いいと思っていましたが今、改めて今見ると少しダサイ
丸メガネです。

そのアイガードと私の体型からはイモ洗い坂係長に似て
いますが家内に話すとイモ洗い坂係長ほども私は動け
ないということです。
… 納得

体も重くなり、初心者レベルの実力で、普段運動をして
いない私が何処まで出来るのかと思いました。
ドラマのようにはいかないですね。案の定、5分程で経垂
れ込んでいました。ペースを落としながら15分が経過。
もうダメ…。と思ったその時、「福嶋さん、後5分頑張れ
ますか?」おみごと、的確な観察力です。
残りの1分、1分が長かったこと。

少し休憩を入れてもらい500mlの水をいっきに飲み干す
と、「今日はこれぐらいにしておきますか?」
またまた、的確なご判断。
とは言え、億劫な正確ですがもともと体を動かす事が嫌い
でないので少しスイッチが入りました。

休憩を入れながら2時間ほど相手をしていただきました。
その間、お水、お茶、スポーツ飲料で2ℓの水分を摂取。
私のペースも考えてくださったようで、ご飯を食べる体力、
気力は何とか残っており消費分はしっかり補給しました。

毎日、ラケットボールに通えば嫌でも痩せると思いますが
日頃中々時間が取れないという苦しい言い訳と急発進、
急ブレーキのスポーツなので重い体を支える膝が悲鳴を
あげそうです。

でも、少しの間は月2~3回のペースで頑張ってみようか
と思っています。

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