単なる井戸端会議 パート172

『サンタさんお仕事頑張って下さいね』

(2021年12月 6日 福嶋)

緊急事態宣言も解除され、要請が緩和された矢先に「オミクロン株」の懸念が

出てきました。秋口に急速に日々のコロナ感染者が減少し最近では日々の

集計がゼロの県も多くあります。

「オミクロン株」の広がりを抑え、このまま終息して欲しいと願っています。

 

12月に新たな海外企業数社とZoom商談を行います。

エクステックが日本国内で展開しているビジネス内容を事前に伝え、それを

海外の現地企業とも協業したいという内容を伝えたところ、相手企業様から

リクエストがきた商談なのでとんとん拍子に進む可能性も充分にあります。

 

Zoomではどうしても出来ない現地施設の確認、直接肌で文化や習慣に触れ、

海外担当者様との関係を構築するといった行為がようやく出来ると期待して

いたとこに海外行き来のハードルがまた上がりました。

 

外国人の入国を当面禁止する措置が取られ、年末年始に向けての旅行業界

や宿泊業界もこれからだという時に大きなため息です。

何が正解なのか私にはわかりませんがやる以上は水際対策が功を奏して

欲しいものです。

 

 

 

『サンタさんお仕事頑張って下さいね』

 

クリスマスや忘年会とウキウキする季節です。街のイルミネーションが目に

飛び込んでくると大人になった今でも楽しいものです。

特に小さな子供さん達にとってクリスマスは平等に夢のある楽しい大切な

時間であって欲しいと思います。

 

私の小さな頃は昭和の貧しいドラマに出てくるような長屋に住んでいました。

中は長方形の間取りで玄関を開けると土間がありセメントやタイルではなく、

土間と言う字の如く、土の地面に靴を脱いで上がります。

小さな炊事場と便所(当然水栓ではない)があり、その次に畳の部屋が一つ、

そのガラス戸を開けると縁側と小さな地面のスペースでそのトタンの裏扉を

開けると田んぼがあるというような造りの借家でした。

 

両親と妹、私の四人で暮らしていました。今思えば質素な暮らしですが当時

の記憶は本当に楽しい記憶しかありません。そんな我が家にも平等に楽しい

クリスマスはやってきました。

その頃のケーキはバタークリームでしたが私はあまり好きではなくスポンジ

を私が食べ、バタークリームは小さな妹にスプーンで食べさせていると両親

に怒られました。

 

サンタさんからのクリスマスプレゼントは毎年ガラス戸を開けた縁側に届いて

いました。欲しいとお願いしたリモコンの戦車などが置いてありサンタさん達は

かなり無理して頑張ったんだと思うと少し切なく、胸が痛みます。

今は二人のサンタさんも腰が曲がってしまい、物忘れも出ていますがいつまで

経っても感謝です。

 

家庭によって違いはあっても小さな子供さん達にとって夢のあるクリスマスは

平等にやってこないといけないのです。長男が中学二年生の時にサンタさんに

宛てた手紙が枕元に置いてありました。

そこには「サンタさんお仕事頑張って下さいね」と書かれていました。

 

少し早いですが今年一年ありがとうございました。

皆様にとりまして来年も良い年である事をお祈り申し上げます。

良いお年をお迎え下さい。

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