『営業職の応募2』
(2010年 7月12日 福嶋 昭)
6/23から営業職の応募を開始しました。沢山の方に
ご応募をいただきありがとうございます。
応募者の方が100人迄の時は全ての方にお会いさせ
ていただいておりましたが最近は応募頂ける方が増え
ており書類選考をしないと対応できなくなっております。
ご了承御願い申し上げます。
ご応募頂きました方に弊社として少しでも出来ます事と
いうことで全ての経歴やアピール内容は自分達なりに
ご応募された方の想いを感じながら丁寧に拝読させて
いただいております。ありがとうございます。
今後とも宜しくお願いを申し上げます。
応募の記事を載せる際には私共の会社も大手企業様
と同じ土俵で勝負をします。
そうした中でも大手企業様よりも弊社を希望して下さる
多くの方が応募記事の内容や採用HP、ブログを通じて
弊社を感じていただき、面接の場で改めてその事を
確認されるようです。
面接時間は1時間程度を想定しておりますが不思議と
時計を見なくても時間がわかり、刻々と時間が過ぎて
いきます。
私の考え方や弊社が望む仕事内容をお話しする事は
もちろんですが、その中でもう少しうちの社員の子達や
お取引先との関係についても知って頂こうと思った時
には時間切れとう事も少なくありません。
少しでも日常の様子を知っていただく為にも今日は少し
それに関わるお話しをしてみようと思います。
―― 『営業職の応募2』
私も色々な作業を掛け持ちしている中で不義理にして
いるつもりはないのですが営業マンとして取引先の
ご担当者様や現場の方々とのコミュニケーション間隔
があいてしまう事があります。
結果、打つ手のタイミングが遅れたりする事があります。
最近もこのような事がありました。反省と感謝を込めて
のお話しです。
お客様先で作業をしているA君がある時に体調が悪い
ので今日お休みますと連絡がありました。
数日後、今日も体調が悪いので休ませて下さいとの事。
そんな状況が少し続き大丈夫かなと思っている矢先に
少し体調が戻らないのでプロジェクトの切れ目で休職を
させてもらえないですかという相談がありました。
お医者さんの診断では二週間の休養が必要とのことで
した。
早速、お取引先に相談をしてみると私達も気になって
いましたので早々に打合せの時間を持ちましょうという
事になりました。
打合せの席には営業を統括されている方、現場を統括
されている方、担当リーダーの3名が出て来られました。
まずは私の方から診断書をもとにお医者様の見解と
A君自身が感じている体調のお話しをさせて頂きました。
私の話しが終るとお取引先の方から最初に出た事は
「私達の仕事の進め方や内容、作業量がA君に負荷を
かけ過ぎているのではないですかね。」というお話でした。
私の方からは物理的な作業時間や環境等、A君からは
良くして頂いているとの報告を聞いていた事、それ以前
から少し体調を崩し気味だったお話しをさせて頂きま
した。
【営業統括】様
「わかりました。A君には体調を治して現場に戻ってきて
ほしいですから、二週間ゆっくり休んでもらいましょう。」
「お客さんには交渉できるよね。」
【担当リーダー】様
「大丈夫です。私がやります。」
【現場統括】様
「A君が体調をくずして遅れている作業はうちで引き取り
再割り振りをします。A君のスケジュールは全てリセットし
二週間後から引き直します。二週間休んでもらって体調
が戻らない時はまたその時に考えましょう。」
「という事で何も考えずに休んで下さいとA君にはお伝え
下さい。」お土産に別のお仕事のお話しも頂きました。
感謝の言葉しかなく涙が出そうになりました。
本当にありがとうございます。
忘れていけないのがそんなお言葉を頂いたのも普段一生
懸命頑張っているA君のお陰です。
「ありがとう」。
今は二週間の休養を経て元気に現場復帰しています。
A君だけではありません。
技術者のスキルは完成される事がありません。
自分の持っている以上のスキルに挑戦をした時にも壁が
待っています。
そんな時にも取引先のご担当者様から連絡を頂き少し
しんどい状況が続いていますので会社としてもフォロー
してあげて下さいね。
B君のモチベーションを上げるにはどうするのがいいで
しょうね。こういうやり方にしてみましょうか。
等などのお話しを幾つも頂いています。
もちろん技術者も自分自身でその沢山の壁を乗り越え
ていかないといけません。
でも自身では気付かないうちに社内外の人達によって
助けられている事は多いようです。
お互いに感謝ですね。
新たに営業職としてご入社頂いく方には技術者を理解し
育てる為の裏方さんの役目もお願いすることになると
思います。
宜しくお願いします。