単なる井戸端会議 パート33

『評価面談』

評価シート
(2010年 8月 2日 福嶋 昭)

エクステックではこの夏に評価面談と社内講習会への
取り組みを行っています。

評価面談は8月末迄に終らせようと各リーダーがスケ
ジュール調整をし、各メンバーさんとの面談を行って
います。

社内講習会につきまして東京は7/30に実施を致し
ました。内容につきましては講師の方にお任せでした
が一方的に講義をするのではなくロールプレイング
形式を取り入れた内容で「あっ」という間に時間が過ぎ
ていきました。

社内講習会の準備やその内容、出来事や雰囲気に
ついてのお話しを書こうとも思いましたが大阪での
実施がまだなのでまた改めてということにして今回は
評価面談のお話しをしてみようと思います。

評価についてはこの2、3年取組んでいますが本当
に難しいと感じています。
色々考えながら、勉強しながら、というのが正直な
ところです。各社様の話しを参考にと聞いても色々と
評価内容、方法を変えているようです。

―― 『評価面談』

今回、私は東京の評価面談に参加させてもらいま
した。感想と致しましては事前に提出頂いた評価
シートの内容を拝見し面談に臨みましたがひじょう
に楽しく有意義な時間でした。
全体的な感想としては素直な人が多い会社だなと
思いました。

前回の評価シートは私の希望で項目を詳細にしま
した。結果、多岐にわたり多すぎることで評価しにくい
ということで今回はポータブルスキルと目標管理
の大きく二つの評価項目を中心に行いました。

ポータブルスキルにつきましては、控え目に記述
される人が多いかと思っていましたが思ったより
自己をアピールする申告が多く、そこから色んな
ことを聞くことができました。

評価内容も幾つかのカテゴリーに分かれています
がその中で「発展」、「協調性」、「主体性」の部分
で自身の課題を感じている人が多いように思いま
した。

例えば、その中に「チーム内に留まらず、会社組織
を良くしたいと考え行動することができている」
との設問があります、
気持ちはあるがその立場にいないとか、それに携わ
っていないという答えが多く、チャンスがあれば
やってみたいとのことでした。

いい会社にしたいという意識はみなさん同じのよう
です。会社も飛び込んでき易い環境を考え、提供
しないといけないと私自身への課題も頂きました。
と同時にみなさんもどんどん自分からも飛び込んで
来て下さい。

次に目標管理についてですが、大きく二つのことを
感じました。
ひとつはシートのフォーマット改善が必要かと思い
ましたが相手への伝え方です。

例えば、資格を取得するという項目を上げたとする
とこれでは相手に本質が伝わりません。
1.何の為に
2.では、具体的な資格は
3.それを何処に活かし繋げたい
これを明確に表現する事で自身の目的も目標もはっ
きり認識します。
と同時にここまで内容を共用できれば会社も応援
できますし、リーダー、営業職の方もそれを意識し
みなさんの成長の場を提供することに繋がります。

二つ目は本当に目標としたいこと、しないといけ
ないことが目標として挙がってきていないのを感じ
ました。

面談する側はそれを話しの中で引き出してあげる、
一緒に共有できる文章にしてあげることが大切だと
思いました。
その事で私やリーダー、営業職の方もこの人がどう
いう想いがあり、どう育てていけばいいという意思
の共有もできます。

実はこのことはエンジニアを伸ばすことで成長する
会社創り、つまりは企業理念であります「エンジニア
がエンジニアであることを誇れる会社作り」につな
がっています。

具体的に評価をどう査定につなげるかという課題は
ありますが、目標をはっきりとした文章にすることで
自身も会社も意識を共有できたということでは大きな
意味があったと思います。

毎年の儀式でやるのではなく、いい評価面談にして
いきましょうね。

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