『変わるもの。変わらないもの。』
(2014年11月 4日 福嶋 昭)
寒くなったり、暖かくなったり、と寒暖の差があり服や布団の
入れ替えや体調管理に苦労する最近です。
もう少し落ち着いて秋を楽しみたいという感じです。
11月に入り東京は毎年恒例の酉の市の季節で年末を感じ
始めます。今年の日程は次の通りです。
・ 一の酉 11月10日(月)
・ 二の酉 11月22日(土)
酉の市の由来はネットで検索をして頂ければすぐに出てき
ますので説明は割愛をさせて頂きますが簡単に言うと商売
繁盛を願ってのお祭りでその祈願に熊手を購入し翌年には
熊手を返してまた新たな熊手を授かるといったものです。
毎年、購入したお店からは案内状が届きます。
もちろん縁起物なので毎年必ず足を運びます。毎年色々な
お店の熊手を見ますが最後はいつものお店で購入すること
になります。
熊手は大きさや飾りで値段が決まります。縁起物なので商売と
ともに年々少しずつ大きくしていきたいとの思いです。
案内状をくれたお店では去年購入した熊手の大きさや値段を
記録してあるので熊手の選定や交渉事もスムーズで、来年も
来るから今年はこれで手を打ってといった感じです。
毎年購入した熊手の飾りの中にはおみくじ券がついていて
翌年の酉の市会場で当たりを引くと金の小判がもらえます。
ここにも毎年酉の市に来てもらう商売の工夫がされています。
―― 『変わるもの。変わらないもの。』
10月11日に転職フェアにブース出展をさせて頂きました。
数年前まではブース出展をしたいけど他社とは何で差別化
をすればいいの?どう運営すればブースに人が集まるの?
等々。
手探りで出展を始め、回数を重ねる毎に要領がつかめ、今
はパネルやムービー、マスコット人形、旗、チラシ、装飾と
その転職フェアに合わせたセットが準備出来るようになりま
した。
それ以上にいつも私が驚く発見があります。
その時の状況で転職フェアを運営してくれる子達(社員さん)
を選抜しお願いするので毎回メンバーが同じではありません。
当日はブース前でのチラシ配り、お声掛け、着席頂いた方
への説明等幾つかの役割があります。
皆さんの本業は技術者でやったことのない事も多く躊躇して
しまうのでは?という不安があるのですが。
何のことはない。
毎回見事に自然にこなしお互いの連携も出来ているのを見
てこの子達にはこんな才能もあるんだぁと感心させられます。
今回は渋谷のヒカリエで女性にスポットをあてた転職フェア
でした。運営に参加してくれた女性陣が「社長、東京は女性
の社員数が男性の社員数を抜きましょう。7対3ですね。」の
言葉を聞き、思わず頑張れと思ってしまいました。
IT業界は男女問わず同じ土俵で生きていく為の武器を身に
つける事の出来る業界です。とは言っても体力面や出産に
ついては共に認め合い、助け合わないといけない大切な事
だと思っています。
人類は男と女しかいないのでお互いを理解し助け合って生き
ていく事が大切です。
労働人口が減少している日本では労働を希望する女性や
シルバー人材が活躍出来る環境を増やしていかないといけ
ません。
男女比率は別にして職場に女性が増える事で新たな気付き
や助け合いが生まれ今の時代にあったより良い環境が出来
ると思います。