『紙一重』
(2014年12月 1日 福嶋 昭)
今年も残すところ1ヶ月となりました。
毎年、「あっ」という間に一年が過ぎていきます。年々それが
加速をしています。
父親が働いていた頃は55歳定年でしたが来年はいよいよ
その55歳を迎えます。
身体は所々ガタがきていますが気持ちは40歳でまだまだ
いけるという感じです。今の50歳、60歳の人達はみなさん
若いですからね。
ここ数年、冬になるとイルミネーションやプロジェクションマッ
ピングを楽しめる場所が多くなり、内容もどんどん鮮やかに
なり引き込まれていきます。
小さな子供を抱っこした家族やカップルで鑑賞している姿を
見ていると幸せをお裾分けしてもらった気分です。
―― 『紙一重』
有楽町、三越前、品川と時間を見つけては近くの映画館に
足を運びます。話題映画公開初日は混んでいるので避け
上映から一週間過ぎたくらいの作品を見る事が多いです。
平均して月に5、6本くらいでしょうか。
映画を観るお薦めの時間帯は20時以降の上映です。
人が少なくゆったりとしていますし、映画館によってはレイト
ショー割引をしています。
映画を観て家に帰ると丁度いい感じの就寝時間になります。
先日洋画ではマシュー・マコノヒー主演のインターステラー
を観ました。アルマゲドンのようなストーリーを想像していま
したが最後の方は「え~?何で?よく分からない。」という
感じでした。
邦画では宮沢りえさん主演の紙の月を観ました。
銀行員の梨花(宮沢りえさん)が顧客のお孫さんの大学生
と不倫に陥り、銀行のお金に手を付けて着服に歯止めが
利かなくなっていく話しです。
真面に平凡に生きて生活を守ってきたけど、人生なんて
きっかけ一つでどんどん崩れていく砂の城みたいに脆い
ものだと感じさせられる作品です。
『紙の月』というタイトルの理由は映画を観れば分かります。
紙の月とは少し意味は違うのですが人生は『紙一重』だなぁ
と思う事がよくあります。
ほんの少しの能力や運で人生、仕事が大きく変わったり
する事が少なくないと感じています。
だから頑張れるし、悩んでいる程大きな差はないんだと
いつも自分自身に言い聞かせます。
ただ、紙一重を理解し得る迄には沢山の努力と時間が必要
です。でもだから誰にでもチャンスはあります。
紙一重を手に入れるが早いか、挫けるが早いか、来年は
55歳を迎えこれからも紙一重を追い続けます。
今年一年、毎月第一週営業日のブログを担当させて頂きま
した。私は会社ブログが始まった時からずっと担当を続けて
おり7年が過ぎました。
もう少し面白そうな話しやネガティブ話しまで自由気ままに
書きたいとも思うのですが会社ブログなので考えて書いて
下さいねと会社ブログを提案し色々と教えて頂いた方から
助言を頂いています。
来年もブログを担当させて頂くことになると思いますので
引き続きよろしくお願い致します。
私のブログは年内最終になりますので、少し早いですが
今年も一年間ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。