単なる井戸端会議 パート95

『何故』

(2015年 7月 6日 福嶋 昭) 前回のブログで今年五月のカレンダーは『財布』と呼ばれ
金運を招くとのお話しをさせて頂きました。
この七月一日はいつもより1秒長い「うるう秒」の一日でした。

地球の自転から生じる数年に1秒のズレですが私達が
住んでいる地球がこんなにも長い年月正確に時を刻んで
くれている事に改めて感謝します。

それに比べたら短い、短い、私の人生。正確ではないに
しろ、もっともっと動き回らないといけないですね。

先週末に時間があったので映画「海街diary」を観てきま
した。カンヌ国際映画祭でノミネートされた事もあり混む
かなと思い公開から少し時間が経った頃に観たいと思って
いました。

たまたま娘が漫画本を読んでいて何を読んでいるのと
覗き込むと「海街diary」でした。
「海街diary」は人気の高い吉田秋生先生の漫画作品だよ
と教えてもらいました。
鎌倉で暮らす三姉妹の元に不倫、離婚をし亡くなった父が
残した異母妹のすずが一緒に暮らし始める物語です。

すずは自分の母が三姉妹から父を奪ったという罪悪感に
とらわれ負い目を感じ自分を押し殺して生活をしています。
そんなすずをすずの責任ではないのだよと三姉妹がすずを
受け入れ一緒に生活をする中でどんどん絆が深くなって
いく物語です。

こんな小さいのに寂しや辛さを自分の中に押し込んで生きて
いると思うと切なくなります。
オジサン族は広瀬すずに心奪われたと思います。

また、それを受け入れる事の出来る三姉妹の器も素敵で
した。現実はそんな訳にはいかないのかもしれませんが
素敵な素敵な四姉妹の物語でした。

まだ観ていない、七月から始まる観たい話題映画も続々です。
・アリスのままで
・アベンジャーズ
・ターミネーター
・進撃の巨人
・ジュラシック・ワールド

―― 『何故』

最近お仕事では私よりも年上で知識、経験豊富な方達の
ご指導をと受ける機会が増え沢山の事を勉強させて頂い
ています。

ある大企業の社長さんと話しをする機会が出来たのでその
時の為にと作成した資料を事前に見て頂きました。

「福嶋さん。怒らないで聞いてね。」
「全然面白くないわ。」

「えーぇ。」
「怒らないですが何故そう感じるのか教えて下さい。」

綺麗な言葉でまとめ過ぎていて無難に仕上げて本質が
見えないのとストリー性に欠けていたようです。
数日時間を頂いて、じゃこれならどうだ。

「福嶋さん。50点切るかな。」
「50点か、50点切るかを迷ったんだけど。」

「どちらでも50点以下じゃないですか。」
「40点切って追試じゃなくて良かったですが。」
「何処が足りないですか。」

「具体的にもう少し落とし込んで福嶋さんの本音を出して。」
「何処と仕事がしたい!何故やりたい!何故出来る!が
欲しいね。」
「ここまで書いてくれたから出来る話しで、もう少しで良い
資料になるよ。」(フォローのお言葉)

「何処、何故、何故」をもう一度整理したら全体が繋がり
資料にストリーが出来ました。
なるほどね。やっぱり凄いやぁ。

みんなにも勉強してもらおうとそれぞれ修正途中の資料は
キープしてあります。

関連記事