1.導入会社
働く女性をサポートする様々な事業を提供する A社
2.課題/背景
ひと昔前とは変わり社会で働く女性の数は見違えるほどに多くなりました。
A社は働く女性が妊娠、出産後も安心して仕事を続けられることを目的とした支援事業を展開されています。
その一環として「子育てサポートを受けたい方」と「子育てサポートを行いたい方」との育児サポートを調整される子育て支援施設様向けに、子育て支援事業の利用者の管理を行うシステム「子育て支援施設向け会員管理システム」の販売を行っていらっしゃいます。
A社は「子育て支援施設向け会員管理システム」開発後、順調に子育て支援施設様へのシステム導入数を伸ばしていらっしゃいましたが、システム開発を担当されていた会社が事情により開発から撤退することとなり、今後のシステムの維持、保守に頭を悩ませることになったのです。
3.業者選定
過去にA社とエクステックは別のシステムでお取引きをしておりました。
その開発実績から、本会員管理システムの開発業者の撤退を機にエクステックへ後任のお話を頂き、保守運用と導入支援を任されるようになりました。
4.システムの概要/特徴
(1)子育て支援に携わる会員の管理
(2)子育て支援の活動予定やセミナーの登録
(3)活動内容の報告内容登録及び報告書出力
(4)活動実績の集計
(5)活動実績の公共団体提出用・分析用資料出力
本システムは子育て支援施設様に導入し、基本的にスタンドアローンで稼働しています。(少数台での同時並行稼働あり)
機能的には、会員の検索機能、活動データの集計および集計結果のCSVまたはEXCELへの連携機能が提供されています。
エクステックは前任の会社から本システムを引き継ぎ、現行システムのコード解析を行い、保守を行っています。
施設スタッフ様から上がる要望に対応したシステム改善、および、新たにシステムを導入される施設様への導入とそのサポート業務に携わっています。
5.導入の効果/今後の展望
システムを導入された施設様には、子育て支援依頼時に紙の台帳からその会員の情報を手作業で探していた時間と労力が、大幅に改善され、作業効率化が進み、業務のIT化の促進へと繋がったというお声を頂いています。
また紙管理するスペースも不要となり、物理的な面でも改善がみられるようになったとのことです。
今後は、スタンドアロン⇒クラウド化することで、システムのアップデート作業などの施設様のシステム管理作業の負担軽減や初期導入時に施設様へ出向く手間・コストダウンの実現を視野に入れていきたいというお話も出ています。